世の中にはすばらしいものがいっぱいある。
ほんとうに溢れている。
でもそれが、自分にとってもすばらしいのかどうかは別の話。
いつもじぶんに必要なものがわかる人でありたい。
地球上で
「いい」とか「わるい」
「イケてる」「イケてない」
なんていう風に表されるものは全部、誰かの視点で判断されていて。
普通、一般的、 とされていることも、多くの人たちの経験や考え方がもとになって定義されているもので。
そしてそれは、住む場所や時代、流行なんかと共に絶えず変化していく。
昔は 素敵 と言われていたことが、現代では かっこ悪い ことになっていたり。
そもそも
素敵 とか カッコ悪い とかっていうのは、100人いたら100人分の感覚があるはず。
いい わるい なんて話題になるものは それを話題にした誰かの基準で判断されているから、
実際は曖昧ですごく不確かなものだということ。
でも、大勢に こう! と判断されるものは、それが絶対!みたいな認知のされ方をするから
そうではなくて、それに対する自分の感覚みたいなものを
ちゃんと持っていたいなと思う。
毎日三宅一生さんのタートルネックを着用していたスティーブ・ジョブズさんの話はとても有名。
この話を知って、三宅さんのタートルネックをワードローブに加えた人は
きっとたくさんおられるだろう。
でもそこから、ジョブスさんのようにタンスの中の服を全部そのタートルネックに変えたという人は、どれくらいおられるんだろう。
たいせつなことは、「素晴らしい」と聞いてそれを取り入れて
自分にはそれがいいのか、自分で確認することなんじゃないのかな。
聞いたからよい、流行っているからよい、というのではなく。
そうしていくと、その一つ一つが
「自分」を作っていくものになっていくんじゃないかな。
それは、結構簡単には折れないものになっていくきっと。
だってちゃんと自分で確認してるから。
そのうえで自分はこう、と感じるものをすくい取ってるから◎
で、そうすると「いい」がその人の毎日のなかにきっと増えていく、自然に。
そうすると毎日がよくなっていく。
いいループが起こってく。
🌈
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