ここ2~3年くらいで「好き」と気づいたもののひとつに温泉があります。
元来自分で旅の予定を組むことがなかなか無い性格なもので
旅行はほとんどが誰かに声をかけてもらい、便乗することが多いのですが
ここ10年ほどの間で、なぜか温泉に行った時だけ、他の旅と違うパワーアップ感があることに気づいたんです。
お肌がつるつるになったり、健康によかったり、景色がよかったりといろんな温泉があるけれど、そんな効能たちは副産物で
なにより頭の中がスッキリ、リフレッシュできるような感覚。
温泉に入るって、もう、それ以外は何もできないじゃないですか。
ましてや、仕事のこととか、いつも頭を働かせているいろいろなことに折り合いをつけてから行っているので
ただ湯につかること しかしない。
それが、気づかぬうちに、何も考えないマインドフルネスの時間を生み出していたんですよね。
マインドフルネスは、いろいろ思い巡らすことなく目の前の状況をただ眺めるように観ていくことで生まれる状態をいいますが、ストレスを緩和したり、集中力を上げたりしてくれることは科学的にも言われていて
遠出をして温泉につかることが、わたしには自然とそうさせてくれる状況になっていたんです。
そして最近また気づいたんですが、これ、家からちょっと離れたとことにあるスーパー銭湯でもいいみたいなんです。 笑
ちょっと離れたところにある、というのがわたしにはミソのようで
用事や考え事を置いて、時間を作って行かなきゃいけないこと がいいみたいです。
わたしにとっては、これが、ちいさなリトリートになるようなんですよね。
(# 近距離!)
これはきっと人それぞれ方法が違って
もし自分をリトリートさせてあげれる方法が日常の中にあれば、
疲れがとれたり、ちょっと思考がクリアになったり
大きな体感は無いくらいのレベルのところで少しずつ、生きやすくさせてくれるんじゃないかなと 思うんですよね。
リビングの床を磨く
すきな文章をノートにただ書写する
とにかく自転車をこいでいく
刺繍や編み物、刺し子などの手仕事
小さなイスを公園に持って行ってただただ周囲を眺める…
草いじり、打ちっぱなしやバッティングセンターなんかも◎
ほかにも方法はいっぱいあると思いますし、あ、実はこれもうやってるな
みたいな時間を自然と持っておられる方も多いと思います。
それで、できれば少しでも、一人の時間をもつ。(誰かと一緒にやっていてもです)
そのちいさな時間に、何も考えないようになれたらもっといいですね。
遠くの自然あふれる素敵な場所に行かなくともいいんです。
長い時間をかけなくとも、5分、10分、のその時間を、たくさん増やしていければいい◎
生活の中で、自分のでき得ることの中で、探してみてください。
そしてその時間をより大切にしていけたらいいですね。
(^人^)
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